デジカメ徒然草 樽見鉄道と桜

青春18きっぷ残り1日

春の青春18きっぷ期間最終日に使用してどこかに行こうと思う

例によって行先は決まっていない気まぐれ列車である

東海道線を東へ向かうと、沿線の桜がまだまだ綺麗だったので

大垣から樽見鉄道の桜を撮りに行くことにした

樽見鉄道の車窓、山へ向かって一直線、絵に描いたような風景

まずは桜の名所、谷汲口で下車

満開を少し過ぎた感じですがまだまだ絵になりそう

谷汲口駅に保存されている旧型客車

樽見鉄道国鉄から第三セクター化された時、旧型客車をもらい

朝の通学時間に大量の高校生を客車列車でさばいていました

機関車は本巣の住友セメント工場の貨物列車を牽くやつがあったので

とても合理的なアイディアでした

桜の時期には名古屋から直通の14系客車の臨時快速列車も走っていました

後に14系客車を貰い、旧型客車を置き換えて高校生を運んでいました

現在は貨物列車も無くなってしまいレールバスが走るのみです

シルクモノロームでも撮影

列車はだいたい1時間に1本ですが

同じ列車で撮影と移動をこなさないといけないので

駅から離れて撮影できないので

ホームからこういう写真が撮れるのはありがたい

ロケハンも兼ねて終点の樽見まで来ました

今日は列車を撮るのが目的なので薄墨桜はパス

来る途中にいいなと思った高科駅で降ります

ここの桜は結構散ってますね

次の列車まで1時間弱あるので周辺を散策します

桜と梅が咲いています

この踏切もいい感じですねえ

こういう時分身できたらいいのにねw

高科駅を反対側から捉えます

桜が満開だったら最高だったのになあ

でも満開だったらカメラマンも大勢来るので

こういう無人の感じにはならないだろうけど

目的の写真は撮れたので帰路につく

平日なのですが桜目当てのジジババで満席

樽見鉄道にとってはありがたいことですが

本巣駅で交換する、本日モデルを務めたレールバス

デジカメ徒然草 桜満開上桂駅

例年より遅い開花となった今年の桜

しかも天気予報はくもりマークのオンパレードで

今年は写真的にはハズレかと思ったが

日曜はお天気に恵まれたので満開の桜を堪能

日曜で満開でお天気、哲学の道とか蹴上とかものすごい人出だろう

銀閣寺道までバス乗れないのではと思い、そっちには行きません

やってきたのは阪急嵐山線の上桂駅

関西の駅の桜ではここが一番きれいじゃないのかと思う

桜と阪急電車のマルーンはお互いを引き立てあって

非常にきれいなんですよねえ

JRの221系やステンレスの車両だとこうはいかない

名所に比べて人が少ないのもいい

シルクモノロームモードで撮影

なかなかいい感じに写る

 

この後京福の桜のトンネルに行ったのですが

雲ってきたので電車2本撮ってさっさと帰りました

デジカメ徒然草 大井川鐡道のSL列車に乗る 後編

家山でほとんどのお客が降りてガラガラになったSLかわね路号

家山からあと2駅の川根温泉笹間渡駅が終着となり

ここからは後ろに連結していた電気機関車が牽くELかわね路号として

新金谷に戻る、ELかわね路号はSLかわね路号より

指定券が500円安くなっている、蒸気機関車も後ろに付いているので

実質SLかわね路号と同じなのですが良心的というべきか

現在大井川鐡道はここから千頭までが2022年の豪雨災害で不通となっています

大井川鐡道にお金が無いので国や県が補助しないと復旧は難しいでしょう

4月から始まるゆるキャン△シーズン3では大井川鐡道を旅するエピソードが出てきますが、不通なのでなでしこと同じ旅はできなさそう

行きは動画を撮ってきたので、帰りはじっくり写真を撮ります

カラーを見れば分かる通り、ほとんどの客車がきかんしゃトーマス号に合わせて

オレンジ色に塗られているので、モノクロで撮ります

抜里駅周辺に広がる茶畑が美しい

鄙びた抜里駅を通過、昭和40年代の写真ですと言っても通用しそう

ガラガラの旧型客車

旧型客車自体はやまぐち号JR東日本にもあるのですが

本物の旧型客車で昔の長距離鈍行の雰囲気を味わえるのは大井川鐡道だけです

日本でもっとも贅沢な汽車旅

家山駅で見送る駅員

現代要素はマスクくらいかw

家山の桜

関西は全然なのですがここは5分咲きくらいでしょうか

静岡はやはり温暖なんですよね

昔は静岡や浜松でプロ野球のキャンプやってましたから

長い列車がカーブするのを窓を開けて撮る

昔は当たり前にできたことも、今は大井川鐡道くらいしかできません

それにしてもオレンジ色は違和感ある、台湾や東南アジアみたい

元南海ズームカーの準急とすれ違う

準急のヘッドマークが南海風にデザインされている

大井川鐡道の普通列車もかなり減らされました

もう地元の脚としてはあまり機能してないようです

新金谷から笹間渡まで往復1時間

短い時間ですが久々に旧型客車の旅を味わえました

新金谷から金谷まで1駅だけ元近鉄南大阪線の特急だった

1600系の普通列車が接続している

行きはタクシーで800円でしたが、これは150円です

なんという贅沢なんでしょう

大井川鐡道は運賃が高いことで有名なのですが

区間は安いですね

 

やはり大井川鐡道は乗って楽しい鉄道です

デジカメ徒然草 大井川鐡道のSL列車に乗る 前編

暦も4月になった、近年はこの時期になると桜が満開なのだが

今年はまだ蕾で満開になるのは4月5日ごろになりそう

昔は始業式の頃に桜が散ってた気がする

このところ天気がくもりや雨ばかりで

晴れの日が貴重である、そんな貴重な晴れ予報のエイプリルフール

京阪の始発に乗り京都駅から東海道を東へ向かう

青春18きっぷなのでどこへでも行けるので

この時点では行先は決まっていない

スマホで色々検索してたら大井川鐡道のSL列車に乗りたくなった

SLというより旧型客車に乗りたくなったと言うべきか

豊橋、浜松で乗り換えたら途端にロングシート車ばかりになるJR東海

いや浜松から東の普通電車はほぼロングシートかもしれない

SLの始発駅、大井川鐡道の新金谷駅に到着

JRの金谷駅から一駅なのだが、列車がなかったのでタクシーを使った

スマホ情報では空席わずかの△マークだったが

指定券は難なく買えた

新金谷駅は車庫があるので様々な車両を見ることができる

最近はなんでもクラファンのようです

そろそろ列車が到着するようですが

そんなにお客さんいなさそうなのですが・・・

発車時刻が近づくと大量のお客がやって来た

どうやら大半がバスの団体客のようです

今日は平日なのですが、桜の満開を想定して

団体客が集中してるようです

SLかわね路号は客車を7両も繋いでいます

オハ35がほとんどで、オハフ33とスハフ42が1両づつ入っている

どうやら後ろ4両が団体客用で、一般客は前3両に振り分けているようです

わたしは一番はしっこの1ボックスに1人でゆったりできそう

受け付けの人が気を使ってくれたのかもしれません

列車は20分ほどで家山に到着

ここで機関車を一旦切り離して給水します

お客さんはそれを見物しているのですが

実はこの家山でほとんどの客が降りてしまった

家山は桜のトンネルがあるので、その見物も兼ねて

ツアー客には丁度いいのでしょう

新金谷でSLに乗せ、家山までバスを回送して

客を拾って帰るわけですな

一般客もほとんどがマイカーで来てるようで

昔、宮脇俊三氏が大井川鐵道は団体客がバスで来て

SLに乗るだけの鉄道になるのではと想像していましたが

その通りになりました

 

わたしは終点まで行って折返しますが

長くなりそうなので後編に分けます

デジカメ徒然草 北大阪急行箕面萱野延伸開業

3月23日に北大阪急行電鉄千里中央から箕面萱野まで延伸開業しました

開業日は雨天のため行きませんでしたが、ようやく晴天となった27日に

初乗りしてきました

できれば新規開業区間の前面展望を撮影したいので

撮影しやすい列車を選びます

何本か待っていたら北大阪急行のポールスターが来ました

これは運転席の窓が大きいのでこれに乗ります

箕面萱野に到着、久々の晴天でとても気持ちいい

高架のホームは白い屋根に覆われています

平日なのですが春休みということもあって

見物に来る人が多い

北改札、こちらはモールに直結しているようです

バスに乗る人は南改札から出ないといけません

クルマで171号線を走っていると

萱野は昔からなじみの場所ですね

駅前広場に芝生スペースがあり

みんな気持ち良さそうに過ごしています

箕面萱野からバスで阪急箕面にやって来ました

都会っぽい箕面萱野にくらべて観光地の風情が漂う

北大阪急行延伸のため、利用客が減ると予想されています

石橋阪大前で宝塚線に乗り換えたら、たまたま「ちいかわ」号だったのですが

途中で撮影してる人が多くて、あれっと思ったのですが

翌日の28日でちいかわ電車は運転終了なのですね

梅田駅はちいかわ号を撮影する人が大勢いました

神戸線のハチワレ号も並んでいたので

運よく最後の姿を撮影できました

デジカメ徒然草 北陸新幹線敦賀開業

3.16ついにダイヤ改正の日がやって来ました

今回の目玉は何と言っても北陸新幹線金沢ー敦賀間の開業です

当然、開業日の敦賀へ行ってきました

敦賀駅名標

JRのマークと敦賀から福井方面が第三セクターとなった

はぴらいん福井のマークが描かれている

ごった返す敦賀駅

この後、新幹線に乗るのですが

キップを買うのが長蛇の列で30分くらいかかりました

新幹線開業を祝うイベント

敦賀駅にこんなに人が集まるのは初めて見た

いつの間にか銀河鉄道999松本零士作品のオブジェが設置されている

境港のゲゲゲの鬼太郎ロードみたいに

港のほうまで続いてるらしい

松本零士は小倉出身なので敦賀とは縁もなさそうなんですが

松本作品モノはあちこちにありますからねえ

陸上自衛隊の機動戦闘車両も展示されて大人気

これと自走砲の違いが分からん

偵察車、これをハマーみたいに市販したら受けそう

意外にも製造はコマツです

そして12時40分ころ

イベントの目玉、ブルーインパルスが飛来

快晴の空に美しい編隊飛行が見れました

ブルーインパルスを見た後、いよいよ新幹線に乗ります

新幹線の下には敦賀発着になった

サンダーバードしらさぎ専用ホームができました

在来線が1~7番線、新幹線が11~14番線

なぜか20番台を飛ばして31~34番線となっていますが

ひょっとしてサンダーバードのサンに掛けたのかな

京都駅の山陰線の30番線みたいに

それにしても15番線もホームがある駅は

大都市のターミナルの規模ですよねえ

新幹線改札口、えらい数の改札機が並んでますw

新幹線の駅名標、反対側の小浜はいつ開通するのか見当もつかない

永久に開通しない説もあります

米原なら数年で開通できるのにね

北陸新幹線米原に接続しないのは悪手すぎる

北陸新幹線の車両は西日本のW7系と東日本のE7系が使用されています

東京行きがかがやき、はくたか、富山金沢行きがつるぎ

新大阪まで開業したら雷鳥が復活するのでしょうか

つるぎに一駅だけ乗って越前たけふ駅にやって来た

新規開業区間で越前たけふだけ在来線から離れた単独駅なので

気になっていたんだよね

待合室のデザインがとてもしゃれてます

しかし周りを眺めれば道の駅と駐車場しかないのですが・・・

こちらでも小規模ながら敦賀同様のイベントが行われています

この高い高い、結構怖くないかw

さてこの後、武生駅に行きはぴらいんで敦賀へ戻るつもりだったのですが

ここから武生市街地に行くバスが少ないんです

1時間に1本くらい設定されてるのですが

この時間帯はバスが無い、案内所では500円で乗れるタクシーを勧めるのですが

今日は客が多いから来るのに時間がかかるんだって

いやいや、普通に路線バスをもっと走らせればいいだけだろ

地元の人はマイカーで来ればいいだろうけど

旅行者はそうはいかないだろ

カードが使えないなら「じゃいいですー」って素通りされるよw

この駅は危惧した通りの問題を抱えている

結局、また新幹線に乗って敦賀へ戻る

新幹線だけ便利でも他の公共交通機関は衰退しまくりで

困ったもんだ

デジカメ徒然草 北陸本線最後の週末

鳥山明氏の訃報に世界中がショックを受けた週末

わたしもすごい落ち込んでしまいました

特にファンというわけでもなかったのですが

太陽をいちいち好きと言う人間はいないだろう

そんな週末ですが、いよいよ16日に北陸新幹線敦賀開業による

ダイヤ改正が迫っているので、北陸本線の撮影に出かけた

早朝の京都駅

天気予報が雨と曇ばかりのここ数日ですが

今日はいいお天気になりそうな朝陽が差し込んでいます

鳥取行きスーパーはくと

ダイヤ改正で大阪発着となり

京都駅に姿を見せなくなる

青春18きっぷで大混雑の列車を乗り継いで

南条までやってきました

今庄あたりは吹雪だったのですが、ここはなんとか撮れそう

降る雪は雨と同じですからカメラが壊れちゃう

南条で1時間ほど撮影して福井へ

来る列車は北陸本線の最後を楽しむ人でどれも満員

もう座るのは諦めた

福井からさらに乗り継いで石川県の明峰まで来た

この辺では撮影したことなかったので

石川県を疾走するサンダーバードしらさぎ

喜んだのも束の間、吹雪となりました

寒くてたまらん

時折、新幹線の試運転列車が通るが

防音壁が高くて屋根しか見えないの

周辺の集落、昔から繊維業で栄えたので立派な蔵がある

土曜の午後なので下校中の小中学生が挨拶してくる

見知らぬ人を見定めるために地方ではよくあることですが

いちいち鬱陶しくなってきた笑

帰りは福井からサンダーバードに乗る

普通列車は座れないので

サンダーバードの乗り納めも兼ねて4500円投資して

ゆっくり座って帰ります